【ACL 浦和×済州│スタメン予想】ズラタン先発。右サイドが流動的?

2017年05月23日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

チーム最年長の平川も帯同。

ACLラウンド16第1戦・済州ユナイテッド×浦和レッズ/5月24日15:00/済州総合競技場/スタメン予想/出場停止=なし

[ACL ラウンド16] 済州ユナイテッド - 浦和レッズ
2017年5月24日/済州総合運動場 

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の済州との第一戦の前日練習、メディアには冒頭15分間のあと非公開にできるルールだが、ペトロヴィッチ監督は日本と韓国の報道陣にすべてオープンにして対応。紅白戦でセンターフォワードを務めたズラタンの先発が濃厚だ。またチーム最年長38歳の平川忠亮も帯同しており、ベンチ入りする可能性もある。
 
 Jリーグ12節の清水戦(△3-3で引き分け)から中3日で臨むこの一戦。帯同メンバーは、GK西川周作、榎本達也、DF那須大亮、槙野智章、遠藤航、森脇良太、MF宇賀神友弥、柏木陽介、高木俊幸、平川忠亮、青木拓矢、駒井善成、阿部勇樹、関根貴大、矢島慎也、FW武藤雄樹、李忠成、興梠慎三、ズラタン。
 
 紅白戦では槙野、遠藤、そして公式戦4試合ぶりにメンバー入りした森脇が3バックを組み、連係を確認していた。一方、攻撃面では前線のズラタン、興梠、武藤が背後を突く鋭い動きから多くのチャンスを作り出していた。高木もゴールを決めるなど調子の良さを印象付けていた。
 
 対する済州は、クラブ史上初のACLベスト16入り。Kリーグでは今季7勝2分3敗の勝点23で、首位に立っている。チョ・ソンファン監督は「韓国勢で残っている済州のみ。来週は日本での試合になるので、明日のホームでの試合が最も大事。全力で頑張りたい」と抱負。浦和対策として、「浦和はパスをたくさんつないでくるが、済州もパスサッカーには自信がある。そのうえで、まず失点をしないための準備をして臨みたい」と語った。
 
 親善試合のイラク戦(6月8日)とワールドカップ・アジア最終予選のカタール戦(6月13日)に臨む韓国代表に初めて選出されたファン・イルスは、「(済州の好調の要因は)私ひとりの力ではなく、済州には良い選手がたくさん揃っていて、全員の力で奪えている。明日の試合に勝って、ベスト8に近づきたい」と意気込みを語った。
 
 済州対浦和は、済州ワールドカップスタジアがU-20ワールドカップの会場となっているため、済州総合競技場が使われる。午後3時にキックオフされる。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 
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