【山口】JFLからJ2へと導いた指揮官が退任。今季は名古屋から金星も、順位は低迷

2017年05月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

アカデミーダイレクターの猿澤真治氏が暫定監督に。

JFLに所属していた2014から指揮を執り、J2へと導いた上野監督。今季の成績は20位と低迷していた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J2の山口は5月23日、上野展裕監督が退任することを発表した。後任にはアカデミーダイレクターの猿澤真治氏が、監督代行として暫定的に指揮を執ることになる。
 
 上野監督はJFLに所属していた2014年に就任すると、チームをJ3へと導き、2015年には参入初年度でJ3を制覇。舞台をJ2へと移した2016年は、超攻撃的なパスサッカーで一時は順位を3位にまでつける快進撃を見せ、初のJ2ながら12位で終えて存在感を示した。
 
 しかし、今季は15節終了時点で2勝4分9敗の20位と低迷。9節の名古屋戦では2-0で快勝を収めて復調するかに思われたが、その後も成績は振るわなかった。
 
 J2へ躍進した立役者の退任に代表取締役の河村孝社長は「今のレノファ山口は、上野監督なくしてはありえないものだった。本当に心から感謝しております」とコメントした。
 
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