ドイツから帰国の内田、右膝の状態は良好! 代表復帰や久保建英についても言及

2017年05月23日 井本佳孝(サッカーダイジェストWEB編集部)

ELで復帰も国内リーグでは出場がなく、状態が心配されていた。

ドイツから帰国した内田は右膝の状態について問題がないことを強調した。

 ドイツ・ブンデスリーガのシャルケに所属するDFの内田篤人が5月23日、シーズンを終えて帰国した。

 昨年の12月8日に行なわれたEL(ヨーロッパリーグ)グループステージ第6節のザルツブルク戦で、1年9か月ぶりに復帰した内田だが、国内リーグでは4月16日のダルムシュタット戦(ブンデスリーガ第29節)にベンチ入りしたのみで、出場なしに終わっていた。

 気になる右膝の状態について、「もうできるんですけど、練習試合でも90分出ていますし、練習も長い間チームを離脱せずにできていますし、僕自身も3か月前からできる身体ではあったんですけど、チーム状況もあり声が掛からなかった」と語り、ベンチ外が続いていたのはコンディション面の問題ではなく、チーム事情によるものと説明した。

 2015年3月以来遠ざかっている日本代表については、「チームで試合に出なければいけませんし、活躍しないと先はないと思うんで、自分自身の身体と向き合いながらかなと思います。やれる自信はあります」と復帰に向けて意欲を見せた。

 また、5月21日に開幕した、U-20ワールドカップについても言及。初戦をハイライトで見たという内田は、「僕自身も出た大会ですし、若い選手は海外の選手とやるチャンスってあまりない。ちゃんとした大会で(チームの)雰囲気もよさそうですし、次のウルグアイは強いんですけど初戦勝てたんでね。若いんで勢いって大切だと思うんで、初戦の勢いを次につなげてほしい」とエールを送った。

 さらに、"飛び級"となる15歳でメンバー入りし、南アフリカ戦では堂安律の決勝ゴールをアシストした久保建英については、「あんなにサッカー上手だったら、サッカー楽しいでしょうね」とその才能を高く評価するとともに羨望の眼差しも。

 一方で、高い注目度については「ほっといてあげてほしいですよ、まだ顔も体も幼いしね。これから伸びる選手を、日本を引っ張って行ってもらわないといけないんでね」と、自身も10代から脚光を浴び続けてきた内田ならではの気遣いも垣間見せた。

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取材・文:井本佳孝(サッカーダイジェストWeb編集部)
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