高的中率を誇る「占い牛」がEL決勝を予想! マンUとアヤックスのどっちが勝つ?

2017年05月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

サッカー界にとって動物の占いは侮れない?

モウリーニョはプレミアリーグ最終節でトゥアンゼベやA・ゴメスといった下部組織の若手を起用して主力を温存。万全の態勢を整えている。※右の牛はイメージ。 (C) Getty Images

 現地時間5月24日にスウェーデンのソルナにあるフレンズ・アレーナで、アヤックス対マンチェスター・Uのヨーロッパリーグ(EL)の決勝が行なわれる。
 
 アヤックスはフランク・デブールやダニー・ブリントら名手を擁した1991-92シーズン(この時はUEFAカップ)以来となるEL制覇を目指す。欧州カップ戦に限っても、エドガー・ダービッツやクラレンス・セードルフ、パトリック・クライファートなどが輝いた1994-95シーズンのチャンピオンズ・リーグ制覇以来の戴冠となる。
 
 一方、マンチェスター・UにはUEFAカップ時代を含めてもクラブ史上初のEL優勝がかかっており、さらにはプレミアリーグで6位に沈んだため、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権獲得という至上命題の達成も課せられている(EL優勝チームはCL出場権を得る。アヤックスはエールディビジ2位枠ですでにCL行き確定)。
 
 そんな両クラブがプライドをかけるビッグマッチの結果をいち早く導き出したのが、オランダで有名な"占い牛"のシジェテだ。英紙『サン』がその占いの結果を伝えている。
 
 シジェテは過去に2014年ブラジル・ワールドカップのラウンド・オブ16で対戦したオランダ対メキシコの結果(2-1でオランダ勝利)やオランダ国内の選挙結果を当てるなど、85%の確率で結果を導き出してきたという。
 
 そんなシジェテは、アヤックスとマンチェスター・Uのロゴが印字されているバケツのどちらのエサを食べるか?という占いで、前者のバケツに口をつけたのだ。サン紙は「ユナイテッド・ファンにとっては最悪の"モース(ニュース)"だ」と、牛の鳴き声をかけて綴っている。
 
 もちろんこれはあくまでも占い。信じるか、信じないかはあなた次第という話だが、動物による占いはサッカー界にとってあながち侮れないものがある。
 
 2008年にドイツのオーバーハウゼン水族館で飼育されていた真蛸のパウルは、EURO2008のドイツ代表の勝敗を6試合中4試合も的中。さらに2年後の南アフリカ・ワールドカップでは決勝を含む予想した8試合全てを当て、スペインの優勝も見事に当てた。
 
 この的中率の高さにはスペインを世界一に導く決勝ゴールを決めたアンドレス・イニエスタも、「パウルを胴上げしたい」と称賛したほどだった。
 
 一部のファンから恨まれるほどの的中率を誇ったパウルのように上手くいくは分からないが、はたしてアヤックスの優勝を予想したオランダの雄牛シジェテの占いは的中するのか? その結果も含めてEL決勝を楽しみたい。
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