原口がプレミアリーグ挑戦か?「本格的に交渉している」と独メディア報道

2017年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

原口と交渉しているのは昇格組のあのクラブ。

アグレッシブかつスピーディーなプレーを持ち味とする原口。個の力量が問われるプレミアリーグで通用するかには注目だ。 (C) Getty Images

 ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表MFの原口元気は、来シーズンに向けて新天地を目指すことになるかもしれない。『キッカー』誌をはじめ、複数のドイツ・メディアが伝えている
 
 ヘルタ・ベルリンと18年6月の契約を結んでいる原口の下には、その活躍が評価されて今月上旬にクラブから2021年までの延長オファーも舞い込んでいた。
 
 しかし、ドイツ紙『ビルト』によれば、「10日間の期限」が設けられたオファーに原口側は応じず、「イングランド挑戦を夢見ている」という。そんななかで、キッカー誌は、「原口とブライトンが本格的な交渉に入っている」と移籍先を報じた。
 
 また、ヘルタ・ベルリン側も原口との契約延長を断念し、インゴルシュタットに所属するオーストラリア代表のサイドアタッカーであるマシュー・レッキーの獲得に乗り出していると伝えられており、もはや原口のヘルタ・ベルリン残留は可能性が薄いと見るのが妥当だろう。
 
 原口と契約交渉しているというブライトンは、今シーズンに35年ぶりの1部昇格という悲願を達成。群雄割拠のプレミアリーグでは守備に重きをおいた戦いが想定されるだけに、カウンターで機能する原口は理想の人材と言えるのだろう。
 
 2014-15シーズンに浦和レッズからヘルタ・ベルリンに移籍した原口は現在26歳。激しいプレーに加えて過密なスケジュールも科せられる過酷なプレミアリーグ挑戦は、選手として脂の乗っている今がまさにベストかもしれない。
 
 来年にはロシア・ワールドカップも迫るだけに、今夏の動向に注目したい。
 
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