【U-20】同点ゴールの小川は「ビデオ判定」に感謝「VARがうまく活動してくれました」

2017年05月21日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

「得点が取れたということは自分の中でも大きかった」

前半に二度の決定機を生かせなかった小川だが、後半早々に同点ゴールを奪取。エースとしてのタスクを果たした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[U-20ワールドカップ・グループリーグ第1戦]U-20日本代表2-1U-20南アフリカ代表/5月21日/水原(韓国)

 1点ビハインドで迎えた48分、日本に同点ゴールをもたらしたのは、エースの小川航基だった。
【U-20日本 2-1 U-20南ア PHOTO】小川、堂安のゴールで鮮やかな逆転劇

 48分、敵陣左サイドを崩した岩崎悠人のクロスにニアで合わせたシュートは、強くヒットしなかったもののゴールへと向かう。ライン際でGKが掻き出して一旦はプレー続行となったが、今大会から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー制度)によってゴールが認められた。

 これには小川も「VARがうまく活動してくれた。やっぱりあれ(得点)が入っているのと入っていないのでは相当違うので、いい判定だった」とコメント。新システムの導入による恩恵を受けたことへ感謝の意を示した。

 日本はその後、72分に途中出場の久保建英のクロスを堂安律が左足で合わせて逆転に成功。反撃を呼び込んだ1点に、「フワフワしたような得点になっちゃいましたけど、やっぱり得点が取れたということは自分の中でも大きかった」と安堵の表情を見せた。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
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