神戸対FC東京は1-1の痛み分け。GKキム・スンギュと林がファインセーブで競演

2017年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合終盤は中盤が間延びしてカウンターの撃ち合いに。

1失点したものの、キム・スンギュは90分間を通して安定していた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 [J1リーグ12節]神戸1-1FC東京/5月20日/ノエスタ
 
 勝点19で並ぶ神戸とFC東京の対戦は、1-1のドローで勝点1を分け合った。
 
 先制したのはFC東京。0-0で迎えた14分、前田遼一のパスに反応して最終ラインの裏を取った永井謙佑が、距離を詰めて来るGKキム・スンギュの位置を見て、頭上を抜くループシュートを放つ。これがファーポストをかすめてネットに収まった。永井はこれが移籍後リーグ戦初ゴールだった。
 
 対する神戸は63分、途中出場のウエスクレイがドリブルで田邉草民、森重真人をかわしてエリア内に侵入。絶妙なタイミングでラストパスを送り、渡邉千真がダイレクトで合わせて同点弾を見舞う。
 
 その後はお互いに追加点を狙って次々に攻撃的な選手を投入し、試合終盤は中盤が間延びしてカウンターの撃ち合いに。最後までどちらに転ぶか分からない展開が続いたが、ついにゴールは生まれないまま終了の笛を聞いた。
 
 両チームとも2点目が奪えなかったのは、神戸のキム・スンギュ、FC東京の林という両守護神がファインセーブで防いだためだ。ゴールこそ両チーム合わせて2点に止まったが、見所の多い引き締まった試合だったと言えるだろう。
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