川崎が効果的な3ゴールで鹿島を撃破。昨季王者がホームで5敗目…

2017年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島はCB町田が負傷交代するアクシデントにも見舞われ…。

中盤で攻撃を操った大島(10番)。2点目につながるスルーは見事だった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ12節]鹿島0-3川崎/5月19日/カシマ
 
 J1リーグ12節の鹿島対川崎が19日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、川崎が3-0で鹿島を下した。

【鹿島0-3川崎PHOTO】ホーム鹿島が3失点で川崎に完敗!
 
 川崎は19分、好調を維持する阿部浩之の3試合連続弾で先制すると、45分に長谷川竜也が追加点。2-0で迎えた後半は、61分に登里享平が3点目を叩き込み、3-0で勝点3をモノにした。
 
 川崎は攻撃のリズムが抜群に良かったわけではないが、訪れた決定機を着実にものにして完勝。鹿島のお株を奪う勝負強さを発揮し、昨季王者を退けた。
 
 一方の鹿島は、チャンスを逃し続けた代償を払った形だ。開始5分には永木亮太のロングフィードを受けた鈴木優磨がボレーを空振りし、12分、18分にも鈴木が決定機をモノにできず。19分に先制を許した後も、質の高い組み立てからチャンスを作ったが、相手GKのファインセーブにも阻まれ、最後までゴールを奪えなかった。
 
 鹿島は今季ホームゲームで5敗目。また、この試合では、CBの町田浩樹が負傷交代するアクシデントにも見舞われている。レオ・シルバ、遠藤康、植田直通と主力に負傷者が相次ぐ鹿島にとっては、これも大きな痛手だ。
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