【J1展望】新潟×札幌|最下位脱出なるか… 呂比須新監督は「新潟のDNA取り戻す!」

2017年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

新潟――新監督のもと堅い守備と鋭いカウンターは復活するか?

故障者/新潟=前野、矢野、河田 札幌=増川、稲本、深井、ヘイス、内村
出場停止/なし
U-20W杯による欠場者/新潟=原 札幌=なし

J1リーグ・12節
アルビレックス新潟×北海道コンサドーレ札幌
5月20日(土)/14:00/デンカビッグスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
今季成績(11節終了時):18位 勝点5 1勝2分8敗 8得点・25失点
 
【最新チーム事情】
●呂比須新監督がオフ明けの火曜から着任。精力的にトレーニングを重ねた。
●システム変更に意欲的にチャレンジ。
●チーム再建は守備の整備からスタート。
 
【担当記者の視点】
 三浦文丈前監督に代わってチームを率いる呂比須ワグナー新監督は、前節・浦和戦翌日の月曜日に会見を行ない、「新しいチャンスをいただいて光栄。フロント、スタッフ、選手、サポーターがまとまれば結果は付いてくる。ベストを尽くして、みなさんに喜んでいただきたい」と日本語であいさつした。
 
 会見翌日の火曜日から、呂比須監督は精力的にトレーニングを行なった。失点しないこと、スピードのある攻撃的な選手を生かしたいことから、これまでの4-4-2から4-2-3-1にシステムを変更。さらに3-4-3にもトライし、チーム浮上のきっかけを探っている。
 
「ボタンを押してスイッチを入れるように、(状況が)パッと変わることはない」としながらも、勇気を持ってチャレンジすることを選手たちに求めている。
 
 限られた準備期間で重きを置いたのが、ボールの奪い方、奪いどころの統一。「新潟のDNAである堅い守備と鋭いカウンターを取り戻す」(呂比須監督)作業が進む。

次ページ札幌――前節の好内容を活かし、アウェーでの今季初勝利を目指す。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事