【U-20W杯ブレイク候補|D組】日本が対峙するミラン、ボカ、アトレティコの逸材たち!

2017年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

国内からの注目を集める17歳のミランGK。

U-20W杯で日本と対戦するイタリア。(左から)マンドラーゴラ、バレッリ、プリッザーリなどがブレイク候補だ。(C)Getty Images

 5月20日から韓国で開幕するU-20ワールドカップ。5大会ぶりに日本も出場するだけに、ここにきて注目度が一気に高まっている。
 
 この「若手見本市」で、2011年大会のフィリッペ・コウチーニョ(ブラジル/現リバプール)やハメス・ロドリゲス(コロンビア/現レアル・マドリー)、2013年大会のポール・ポグバ(フランス/現マンチェスター・U)やジェラール・デウロフェウ(スペイン/現ミラン)、2015年大会のユリアン・ブランド(ドイツ/現レバークーゼン)やセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(セルビア/現ラツィオ)らに続いて、世界にその名を轟かせるのは誰か。
 
 ここではグループDで日本と対戦するイタリア、ウルグアイ、南アフリカの注目選手を紹介する。
 
■ロランド・マンドラーゴラ
(イタリア/MF/ユベントス所属/1997年6月29日生まれ/183cm・76kg)
 左足の精緻なキックを駆使した的確な散らしで中盤を仕切る司令塔だ。優れた戦術眼は守備でも活かされ、鋭い読みで敵からボールを奪い取る。ユーベに新天地を求めた今シーズンは怪我で出遅れたが2月に復帰し、W杯にも間に合った。
 
 
■ニコロ・バレッラ
(イタリア/MF/カリアリ所属/1997年2月7日/172cm・68kg)
 正確無比のミドルパスで好機を演出する技巧派MF。レギュラーに定着したカリアリでチームトップのパス成功率を記録する大器で、ユーベやインテルが注視する。U-21代表に回る予定のマヌエル・ロカテッリ(ミラン)が不参加だけに、マンドラーゴラとともにイタリアの中盤の鍵を握る。
 
 
■アレッサンドロ・プリッザーリ
(イタリア/GK/ミラン所属/2000年3月12日生まれ/190cm・78kg)
 U-20世代の2大GKであるジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)がA代表、アレックス・メレト(スパル)がU-21代表に回り、飛び級で緊急招集。ミランでは17歳ながらU-19チームの守護神とトップチームの三番手を務め、マンチェスター・Cなど国外のメガクラブも興味を示している。今大会の最注目GKだ。

次ページウルグアイにはユーベ移籍決定済みの司令塔が。

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