【U-20代表】スルーパス、ドリブルで魅せた久保建英。先制点に絡み、磐田との練習試合に勝利

2017年05月12日 サッカーダイジェスト編集部

久保がスルーした流れから…。

先制点に絡んだ久保は、ドリブルやパスで見せ場を作った。写真:サッカーダイジェスト

[練習試合]U-20日本代表1-0磐田/5月12日/ヤマハ

 U-20ワールドカップに挑むU-20日本代表が5月12日、ヤマハスタジアムで磐田との練習試合(30分×2本)を行なった。

 4-4-2の布陣で臨んだU-20代表は、小川航基(磐田)、久保建英(FC東京U-18)を2トップで起用。序盤からペースを掴むと前半4分、冨安健洋(福岡)が右サイドへ展開し、三好康児(川崎)のクロスから小川がヘッドで合わせ、あわやというシーンを作る。

 さらに攻める日本は前半12分、久保が魅せる。中盤でボールを受けると、DFのマークをかわしドリブルで持ち込み小川へスルーパスを供給。これは惜しくも通らなかったが、その3分後にも、ハーフウェーライン付近からDFふたりをかわして絶妙なスルーパスを通すなど、徐々に存在感を放つ。

 すると前半23分、久保が味方から受けたボールをスルーした流れから、伊藤洋輝(磐田U-18)がゴール前へ侵入。シュートはGKに弾かれたが、こぼれ球を小川が押し込んで、日本が先制する。

 後半はメンバーを大きく入れ替え、堂安律(G大阪)、岩崎悠人(京都)、原輝綺(新潟)らが出場。開始早々に中央を崩され、クロスバー直撃のシュートを放たれるなど、立ち上がりは磐田にペースを握られる。

 それでも、後半7分に高い位置でボールを奪った岩崎のスルーパスから田川亨介(鳥栖)、その2分後に岩崎が決定機を迎えるなど、徐々に盛り返す。しかし、堂安や岩崎の突破を起点に攻撃の圧力を強めるがゴールは奪えず。守備陣が無失点に抑え、日本が1-0で勝利を収めた。
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