ブッフォン、悲願のCL制覇に王手をかけ「最後まで夢を信じることの大切さを知った」

2017年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「カーディフ行きを決めたが、これは最初のゴールに過ぎない」

悲願のCL制覇にあと一歩と迫ったブッフォン。試合後は喜びを爆発させたものの、決して浮かれることなく、自身3度目の挑戦に向けて気を引き締め直していた。 (C) Alberto LINGRIA

[CL準決勝・第2レグ]ユベントス 2-1 モナコ/5月9日/ユベントス・スタジアム

 2シーズンぶりのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝進出を果たしたユーベ。強さを誇るホームでの一戦では、モナコを押し込む時間も長かったが、チームの骨子が堅固な守備にあることは間違いない。

 堅守の要であるキャプテンのGKジャンルイジ・ブッフォンは、今回も好守を披露してチームを救い、また勢い付けた。殊勲者のひとりである彼は、2002-03、14-15シーズンに続く3度目のCL決勝進出を果たしている。

 試合前には、「何としてもCL優勝を果たしたい」と語っていた39歳の守護神。そのチャンスを掴んだ喜びのコメントは、以下の通りである。(『Premium Sport』より)

――◇――◇――

 とてもハードな試合だった。第1レグを2-0で制していたとはいえ、我々の試合への取り組み方次第では、とても大きなリスクを孕んでいたが、しっかり準備をし、正しい姿勢で試合に臨み、難敵に打ち勝つことができた。

 ついにカーディフ(決勝戦の開催地)行きを決めたが、これはまだ最初のゴールに過ぎない。決勝戦については、我々は何も成し遂げていない。

 3年で2度の決勝戦進出を果たせて、とても嬉しい。素晴らし過ぎる人生だ。2年前は、誰もが私にとって最後の決勝だと確信し、私自身もそう思って感謝したものだが、それは事実ではなかった。最後まで夢を信じることの大切さを今夜、我々は知ることとなった。

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