差別発言ではなかった?Jリーグが森脇の2試合出場停止を発表

2017年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「他の競技者、その他の競技に立ち会っている人々に対する侮辱」に相当すると判断。

森脇は2試合の出場停止、小笠原は処分なしとなった。写真:田中研治

 Jリーグは5月9日、緊急の規律委員会を開き、J1リーグ10節の浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦で起きた行為に対して裁定を下した。
 
 対象となったのは浦和のDF森脇良太で、試合中に相手選手に対して不適切な発言をした疑いについて。マッチコミッショナーおよび審判員からの報告書、試合映像を基に検証し、同選手にもヒアリングを行なうなど事実確認。日本サッカー協会の競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、「他の競技者、その他の競技に立ち会っている人々に対する侮辱」に相当すると判断、2試合の出場停止処分を科した。
 
 森脇の出場停止は11節・アルビレックス新潟戦と、12節・清水エスパルス戦。事実上、差別発言はなかったとする裁定で、同じくヒアリングを受けたとされる鹿島の小笠原満男については、処分なしとなった。
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