【徳島】ボールボーイへの乱暴行為、Jリーグは馬渡に2試合の出場停止を課す

2017年05月02日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

「選手などに対する暴行・脅迫及び、一般大衆に対する挑発行為」に相当。

4月30日の練習に参加したあと、謹慎処分となった馬渡。写真:上野照文

  Jリーグは5月2日、10節のジェフ千葉ー徳島ヴォルティス戦でスローインのボールを求めてボールボーイの胸をついた馬渡和彰に対し、2試合の出場停止処分を下すと発表した。出場停止の試合は、3日の11節・福岡戦、7日の12節・岡山戦。

 Jリーグによると、日本サッカー協会の競技および競技会における懲罰基準をもとに審議し、「選手などに対する暴行・脅迫及び、一般大衆に対する挑発行為」に相当すると判断。過去の事案などと照らし合わせて、2試合の出場停止の処分を決めた。

 馬渡は4月30日、クラブを通じて次のようにコメントしている。

「ジェフユナイテッド千葉戦において、私が引き起こした行動は、いかなる状況であれこのような行動が認められるわけがなく、あってはいけない行為だったと深く反省しております。ボールパーソンの方には、多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、深くお詫び申し上げます。

 また、その行動によって不快な思いをされたジェフユナイテッド千葉のファン・サポーターの皆様、関係者の皆様、Jリーグを支えていただいている皆様にお詫び申し上げます。

 プロサッカー選手である以前に、人としての行動を改めなければいけませんし、申し訳ないで収まるような話ではありませんが、二度とこのようなことが無いよう努めて参ります。

 今後、処分等についての決定がありますが、しっかりと処分を受け入れ、再度サッカー選手としてピッチに立たせていただける状況となれば、支えていただいている皆様に全力で返していきたいと思います」

 ※試合終了後、マッチコミッショナー同席のもとボールボーイに直接謝罪した。

【徳島】"酒"をボールボーイにかけたサポーターを無期限入場禁止に。馬渡へのクラブからの処分も発表
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事