エース都倉が決めれば負けない札幌、不敗神話を13に継続。磐田と2-2ドロー

2017年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

2点先行の札幌は敵地での初勝利はならずも、初の勝点をゲット。

今季5ゴール目を奪った都倉。エースが決めれば負けない札幌のジンクスは継続中だ。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ9節]磐田 2-2 札幌/4月30日/ヤマハ

 J1リーグは4月30日、9節の9試合を開催。ヤマハスタジアムでは、ジュビロ磐田対北海道コンサドーレ札幌の一戦が行なわれ、ともに2点を取り合い引き分けた。

 試合は立ち上がりの3分に動く。アウェーの札幌は、セットプレーの流れから福森が鋭いクロスを入れると、これをゴール前に攻め残っていたDF横山が押し込み先制。敵地でいまだ勝利のない札幌がリードを奪う。

 さらに札幌は16分、カウンターから右サイドへ展開すると、早坂のクロスにエースの都倉がヘッドで合わせゴールネットを揺らす。都倉が得点した試合では過去12戦負けなしの札幌がリードを2点に広げる。

 前半は2-0で札幌の2点リードのまま終了。しかし、後半に入ると、磐田が反撃。60分に川又の今季3ゴール目で1点を返すと、65分には途中出場の上田が中村俊が怪我で不在のなか、FKを突き刺し同点とする。

 その後も磐田が川又や先日のルヴァンカップでハットトリックを達成した小川航がゴールに迫る。84分には小川航が決定的なシュートを放つも、クロスバーに嫌われ、リーグ戦初得点はならず。

 結局、試合は2-2のドローで終了。ともに勝点1を積み上げた。磐田は勝点14とし、札幌は同9としている。また、札幌は敵地での初勝利はならなかったものの、初の勝点をゲット。さらにエースの都倉が決めた試合では13戦負けがなく、不敗記録を継続している。
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