マドリー行き濃厚のアザールが思い描いていた輝かしいキャリアプラン

2017年04月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最後はパリSGでプレーし、30歳で引退したい」と語っていた

マドリー移籍のあかつきには、現在、ハメスが付けている背番号10を背負うといわれる現在26歳のアザール。さすがに30歳での引退はないか……。 (C) Getty Images

 チェルシーのベルギー代表MF、エデン・アザールについては、来シーズン以降の去就が大きな注目を集めているが、先日はレアル・マドリーと個人合意に達したとの報道もあり、スペインで新たな挑戦をスタートするのが濃厚と見られている。
 
 そんな彼について、ベルギーの『Sport/Voetbalmagazine』誌は、すでに昨年末の段階でマドリーのスタッフとコンタクトを取っており、移籍金やポジションについて話し合っていたと明かしている。
 
 また同誌は、アザールが以前に友人に語ったこととして、「チェルシーでタイトルを獲得してリーグの最優秀選手となった後、マドリーに移籍してバロンドール受賞。最後はパリ・サンジェルマンに移籍し、30歳で引退する」という輝かしいキャリアプランを紹介している。
 
 ジネディーヌ・ジダン監督が惚れ込み、クリスチアーノ・ロナウド、リオネル・メッシに次ぐタレントと絶賛するアザール。指揮官を左サイドで起用し、C・ロナウドをCFに移すプランであるという。
 
 夏に大幅なチーム改造を敢行するといわれているマドリーには、ケイラー・ナバス、ナチョ、ラファエル・ヴァランヌ、ルカ・モドリッチ、ハメス・ロドリゲス、マテオ・コバチッチ、カリム・ベンゼマ、アルバロ・モラタといった選手が放出されるとの噂もある。
 
 その一方で、アザールの他、ユベントスのCBレオナルド・ボヌッチ、FWパウロ・ディバラ、モナコのFWキリアン・エムバペらが獲得候補として挙がっている。
 
 また、ジダン監督の希望により、以前にも噂のあったリバプールの19歳DF、ジョー・ゴメスの獲得に乗り出すとの報道も(『Diario Gol』より)。近年は前十字靭帯断裂やアキレス腱痛など怪我続きのゴメスだが、イングランドU-20代表に名を連ねるなど期待の存在である。
 
 例年以上に即戦力、未来の主力選手の獲得に躍起になっていると見られるマドリー。果たして、これらの噂のうちにのどれだけが実現し、今夏、どのような陣容が生まれるだろうか。
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