モウリーニョはEL狙いも…マンU選手は「トップ4で終えるチャンス」とダービー勝利へ意気込む

2017年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官はEL制覇に比重を置いてるようだが…。

ダービーへ向けてアンデルは、「シーズンを決する戦い」と意気込む。(C)Getty Images

 現地時間4月27日に行なわれるプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティの一戦は、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を懸けた一戦だ。
 
 国内リーグで23戦無敗のマンチェスター・Uは、ヨーロッパリーグ(EL)でも準決勝まで勝ち進んでいる。ジョゼ・モウリーニョ監督は、EL制覇が来シーズンのCL出場を勝ち取るためのベストな道であると考えており、プレミアリーグの順位は二の次と踏んでいるようだ。

 しかし、選手達はこのマンチェスター・ダービーを重要な一戦と捉えているようだ。スペイン代表MFアンデル・エレーラのコメントを24日、イギリスの『インディペンデント』紙が伝えている。
 
 アンデルはダービーについて、「シーズンを決する戦いだ。僕たちは、1ポイント、マンチェスター・Cより劣っている。僕たちが勝てばシーズンをトップ4で終えるチャンスだし、彼らが勝てば、それはとても難しくなる」と、勝点差1で迎えるライバルとの戦いの重要性について語っている。
 
 マンチェスター・Uは、20日に行なわれたアンデルレヒトとのEL準々決勝・第2レグで、ズラタン・イブラヒモビッチとマルコス・ロホが負傷交代。他にも、ファン・マヌエル・マタ、フィル・ジョーンズ、クリス・スモーリングが戦線離脱中と、苦しい台所事情にある。
 
 それでも、ELではベスト4入りし、リーグ戦では3連勝と結果を残している今のチームに手応えを感じている様子のアンデル。「とても良い状態だ。マンチェスター・Cをリスペクトしているが、木曜日の試合では僕らの良さを見せたい」と語っている。

 果たして、選手達の目論見通り、ライバルから勝点3をもぎ取ることはできるだろうか。
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