C大阪が2戦連続のドロー。甲府の組織的な守備に苦しみ、途中出場の清武は不発に

2017年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

杉本の2戦連発弾は実らず…。

C大阪はこれで2戦連続のドロー。内容では圧倒するも、勝ちきれない試合が続いてしまった。写真:徳原隆元

[J1リーグ8節]甲府1-1C大阪/4月22日/山梨中銀スタジアム
 
 J1リーグ8節の甲府対C大阪が22日、山梨中銀スタジアムで行なわれ、1-1のドローに終わった。
 
 試合はブロックを敷く甲府に対し、C大阪がボールを保持する展開に。攻めあぐねるアウェーチームだったが、山口蛍を中心に縦パスを増やして徐々に相手を押し込んでいく。
 
 ペースを握ったC大阪は両サイドバックが高い位置を取ってサイドを攻略していくと、24分に杉本健勇、36分に山村和也、43分には柿谷曜一朗がクロスからゴールに迫った。
 
 一方、自陣に釘づけにされていた甲府は32分、FKのチャンスからエデル・リマが相手ゴールを脅かしたが、シュートは枠を捉えきれず。スコアレスのまま前半を終えた。
 
 後半に入ると、立ち上がりにC大阪が先制に成功する。48分、杉本がスルーパスに抜け出し、左足シュートをゴール右へ突き刺した。
 
 先制を許した甲府だが、62分に同点に追い付く。左サイドでFKを獲得。キッカーの兵働昭弘がゴール前へ絶妙なボールを送ると、新井涼平の負傷で途中出場した畑尾大翔が、打点の高いヘディングで同点弾を挙げた。
 
 その後、C大阪は柿谷と杉本を軸に攻撃を仕掛けるも、最後まで追加点は奪えず。途中出場の清武弘嗣も不発に終わり、1-1のドローで勝点1を分け合った。

【甲府 1-1 C大阪 PHOTO】C大阪の終盤の猛攻を凌ぎ、甲府が勝ち点1を死守
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