【J1採点&寸評】C大阪×G大阪|2得点の杉本、劇的弾の倉田などが高評価! 復帰の清武は?

2017年04月16日 サッカーダイジェスト編集部

C大阪――丸橋は後半になって攻撃力を発揮。

【警告】C大阪=ソウザ(90+4分) G大阪=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】杉本健勇(C大阪)

[J1リーグ7節]C大阪 2-2 G大阪/4月16日/ヤンマー

 

【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
前半から主導権を握っていたが、一瞬の隙を突かれて先制点を奪われる嫌な展開。杉本の2ゴールで逆転するも、アディショナルタイム3分に痛恨の同点弾を浴びた。勝利を9割がた掴んでいただけに、悔やまれるドローと言っていい。J1での連勝記録は3で止まった。

【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
前半はビッグセーブを強いられるような場面が皆無。後半も安定感は揺るがなかった。失点シーンは1対1と至近距離弾で、責任を追及するのは酷だろう。
 
DF
2 松田陸 5.5(80分OUT)
積極果敢にオーバーラップを仕掛けるも、39分の1本を除けばクロス精度を欠いた。後半は運動量が落ちてラスト10分で交代を告げられる。
 
14 丸橋 祐介 6.5
前半はやや大人しかったが、後半は攻め上がりの頻度が増し、71分にはショートパスで杉本の同点弾をアシストし、直後にも好機に繋がるクロスを供給した。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6
ハイタワー長沢との空中戦はほぼ無敵。ただ、連携がいまいちだった1失点目に象徴されるように、山下とのパートナーシップをより深めたい。
 
23 山下達也 5.5
フィジカルを活かしたチャージで赤崎と長沢に1本もシュートを許さなかった。ただ、1失点目では長沢に競り負けて失点に絡む。
 
MF
6 ソウザ 6.5
持ち前のダイナミズムを発揮し、55分には縦の走り込みでヘディングシュート。86分には左サイドからクロスを上げて、杉本の2点目をアシストした。
 
7 関口訓充 5.5(68分OUT)
中央に絞って松田のオーバーラップを即す動きを見せるも、それ以外には独力でも連携でも違いを作れず。清武との交代を告げられた。
 
8 柿谷曜一朗 6
左サイドを起点に中央にも顔を出す。21分には個人技で左サイドを突破し、32分には切れ込みからフィニッシュ。後半はやや消える時間が多く、試合終了間際のシュートも相手にブロックされた。
 
10 山口蛍 6
ソウザとともに中盤を幅広くカバーし、自らのボール奪取やセカンドボール回収など主にディフェンスで存在感。パスワークもまずまずだった。
 
24 山村和也 5.5
出足の良さでハイプレスの急先鋒としては機能。攻撃ではシンプルなパス捌きを見せるも、トップ下でシュート0本は淋しい。もう少し積極性が欲しいところ。

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