「最高の夜。夢が叶った」ディバラがバルサからの2得点に歓喜

2017年04月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベスト16ではパリSGが敗れているだけに…。

2ゴールを挙げてバルサ撃破の立役者となったディバラ。見事なパフォーマンスだった。(C)Getty Images

 現地時間4月11日のチャンピオンズ・リーグ準々決勝ファーストレグで、バルセロナを3-0で撃破したユベントス。とりわけ際立ったパフォーマンスを見せたのが、パウロ・ディバラだ。
 
 7分に鮮やかな反転から先制ゴールを決めると、22分にはダイレクトシュートで追加点。得意の左足で2得点を挙げれば、トップ下として前線から中盤にかけて幅広く動き回って積極的に組み立てから崩しにも絡むなど、攻撃の中心としてユーベの攻撃を牽引したのだ。
 
 アルゼンチン出身のレフティーなうえ、体型やプレースタイルなどが被り比較対象にされるリオネル・メッシが沈黙する一方で、その偉大なるクラックの眼前で見事な活躍を披露した23歳は試合後、『プレミアム・スポーツ』などでコメントした。
 
「すごく幸せだよ。子供の頃からこんな瞬間を夢見ていた。それが叶ったんだ。最高の夜のひとつだね。僕らは素晴らしい試合をして、大きなことを成し遂げた」
 
 とはいえ、4月19日のセカンドレグは敵地カンプ・ノウが舞台。ベスト16ではパリSGが4点差をひっくり返されて逆転負けを喫しているだけに、ディバラは気を引き締めるべきだと強調した。
 
「今夜の戦いには満足しているけど、まったく安心できない。カンプ・ノウでの戦いは容易ではないからね。今日の結果を台無しにしたくない」
 
 来週のリターンマッチでもこのレフティーから目が離せない。
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