「MSN」より「DHM」! ユーベMFが自チームの攻撃トリオを絶賛

2017年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「それぞれが違う良さを持ち、ユーベを強力な集団にしている」

マンジュキッチ(右)も負傷から回復。ディバラ(左)、イグアイン(中央)とともに、3人が大一番で同時にピッチに立つ可能性は⁉ (C) Getty Images

 4月11日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ準々決勝・第1レグで、ユベントスは強敵バルセロナをホームで迎え撃つ。

 2シーズン前には決勝で対峙して1-3で敗れたユーベにとっては、雪辱の意味合いもあり、また1995-96シーズン以来3度目の欧州制覇に向けて、ヤマ場を迎えることとなった。

「良いパフォーマンスを見せられるよう、しっかり準備をしなければならない。105パーセントの状態でキックオフを迎えたいと思う」

 このように、ユーベの公式サイトに意気込みを語ったのは、MFファン・ギジェルモ・クラドラードだ。抜群の突破力を誇るコロンビア人サイドアタッカーは、世界中のサッカーファンが注目するであろう大一番を心待ちにしている。

「ホームの大サポーターの後押しを受けながら1戦目に臨めるなんて、ファンタスティックだ。全てを出し切って、絶対に勝たないとね」

 そのためには?

「攻守で完全なプレーを見せることが必要になる。決勝戦を戦うようにね。バルサはワールドクラスのFWを揃えているから、我々はしっかりとした組織で対抗しなければならない。できるだけミスを少なくし、チャンスを作ってしっかり活かしていきたい」

 バルサといえば、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールによる前線トリオ「MSN」は世界最高の破壊力を誇るといわれるが、クアドラードは、パウロ・ディバラ、ゴンサロ・イグアイン、マリオ・マンジュキッチというユーベが誇る攻撃トリオも全く負けていないと主張する。

「どちらかを選べと言われたら、チームメイトのほうを選ぶね」

 この3人の良さを、彼は以下のように説明する。

「ディバラはマンジュキッチよりも良い選手だ。そして、マンジュキッチはディバラよりも良い選手。つまり、みんなそれぞれが違う良さを持っていて、それをチームに持ち込むことで、ユーベを強力な集団にしている」

「お互いのために最後まで全力で戦うファミリー」とクアドラードが形容するユーベがバルサを倒すことができるかは大きな興味だ。そして、彼が絶賛する攻撃の3人「DHM」とMSNの対決も、である。

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