山村の恩返し弾で鹿島を撃破!C大阪が3連勝で暫定6位に浮上

2017年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半立ち上がりにヘディングシュートを叩き込む。

鹿島はホームで惜敗。終盤の猛攻も実らなかった。写真:徳原隆元

[J1リーグ6節]鹿島0-1C大阪/4月8日/カシマ

 J1リーグ6節の鹿島対C大阪が8日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、1-0でC大阪が勝利した。
 
 ともに守備意識が高く拮抗した展開が続くなか、試合の均衡が破れたのは後半立ち上がりの46分のことだった。
 
 ソウザのスルーパスを受けた関口訓充が右サイドでドリブルを開始。ゴールライン際まで侵入してクロスを上げると、中央の山村和也がニアに走り込んでヘッドを叩き込み、C大阪が先制に成功した。
 
 山村は2015年まで鹿島に在籍。2年ぶりに立ったカシマスタジアムのピッチで、古巣相手に恩返し弾を見舞った。
 
 ビハインドを背負った鹿島は57分に遠藤康と土居聖真、76分にレオ・シルバと中盤をテコ入れしてゴールを狙った。
 
 しかし、85分にはワンツーでエリア内に突入した土居のシュートがサイドネット、88分には三竿健斗のボレーがポストに嫌われるなど、チャンスを作りながらもゴールが奪えず。
 
 そのまま試合は終了し、C大阪が1-0で勝ち切った。C大阪はこれで3連勝、暫定6位に浮上した。敗れた鹿島は連勝が4で止まったものの、暫定ながら3位をキープした。
 
 殊勲の山村は、「このスタジアムに帰って来られて、C大阪を勝たせることができて良かった」と喜びを噛み締め、続けて「連勝で来ている流れを継続して、一人ひとりが走ることを継続しながら次につなげられたら良い」。
 
 12日のルヴァンカップ・甲府戦、そして16日に行なわれるJ1・7節の大阪ダービーに向けて気持ちを切り替えていた。

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【鹿島0-1C大阪 PHOTO】古巣相手に山村がゴール。C大阪がアウェーで鹿島に勝利
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