武藤、交代出場から3節以来のゴール! 「チームに勢いを与えることができた」

2017年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポストに当てたヘッドについて「決めればもっと価値が上がる」

流れてきたボールにしっかり反応し、的確なコースに決めた武藤。「いつでも決められるよう、しっかり準備ができていた」と振り返っている。 (C) Getty Images

 4月5日(現地時間)、ブンデスリーガ第27節が行なわれ、マインツは2-3でRBライプツィヒに敗れた。

 2部降格の危険性もある15位のマインツが、昇格1年目にして2位につけているライプツィヒをホームに迎えた一戦は、後半の頭(48、52分)にサビツァー、ヴェルナーのヘディングシュートが立て続けに決まり、アウェーチームが2点のリードを得る。

 マインツは69分にPKをハイロが決めるが、81分にケイタの長距離ドリブルからのゴールを許し、再び2点差とされてアディショナルタイムへ。ここでゴールを決めたのが、67分からピッチに登場していた武藤だった。

 CKを直接ヘッドで合わせてゴール右隅に決めた一撃は、2試合ぶり出場の武藤にとってブンデスリーガでは3節アウクスブルク戦以来、実に約7か月ぶりのゴールだった。

 試合はそのまま終了し、武藤の今シーズン(リーグ)通算3点目は結果に結び付くものとはならなかったものの、怪我に苦しめられてきた彼にとっては価値のあるゴールとなった。

 73分にはエズトゥナリのクロスから、相手DFより一歩前に出てのヘディングシュートで右ポストを叩くなど、ゴール以外にも見るべきところのあった武藤。試合後は、この試合で掴んだ手応え、反省点、そして今後への意気込みを語っている。(ブンデスリーガ公式サイトより)

【ハイライト動画】途中出場の武藤がゴール!CKからヘディングでネットを揺らす|マインツ 2-3 RBライプツィヒ

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 身体の調子が良く、ゴールは決めるべくして決められた。相手の3点目を抑えて引き分けに持ち込めればベストだったが、自分としては前向きに捉えなければいけない。

(ポストに当てたシュートについて)決めたかったが、角度的に難しかった。あそこで決められれば、さらに自分の価値は上がると思う。もっと貪欲になり、練習を人一倍やり、クレイジーだと思われるくらい努力をしなければいけない。

(自身が出場してからチームが変わったことについて)1点目には直接絡んでいないが、チームに勢いを与えることができたのではないかと思う。自分が入って流れが変わるというのは良いこと。

(今後について)負けたことで下を向いていては次に繋がらない。自分はもっとエゴイストになり、絶対的な選手にならなければならない。

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