【日本代表】「簡単ではなかった」タイ戦。ハリルホジッチ監督は選手たちを讃えたが…

2017年03月28日 サッカーダイジェスト編集部

「4つの得点は素晴らしかったと思う」

23日のUAE戦に続いて、3月シリーズは2連勝。暫定首位に立ったが、指揮官は「危ない場面を何度も作られた」と安心はしていない。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[ワールドカップアジア最終予選] 日本 4-0 タイ/3月28日/埼玉
 
「選手たちを讃えたい」。ホームで4点を奪い、タイを無失点で抑えた試合をヴァイッド・ハリルホジッチ監督はそう振り返った。
 
 これで3月シリーズは2連勝(23日のUAE戦は2-0で勝利)。長谷部をはじめ、今野や大迫ら負傷者が出たなかで勝点6を積み上げて暫定ながらグループ首位に立ったのだから、その言葉には共感できる。
 
 ただ、最下位を相手に「簡単なゲームではなかった」のも事実だ。PKを川島永嗣がストップしたものの、「相手に危ない場面を何度も作られた」と指揮官も認めている。
 
 6月13日のイラク戦、8月31日のオーストラリア戦、そして9月5日のサウジアラビア戦に向けて、守備面での修正は必須だろう。
 
 それでも、何よりも結果が求められる最終予選で勝った事実は大きい。「4つの得点は素晴らしかったと思う。得失点差も大事になってくる。今は良い位置に付けているが、3試合残っているので、そこに向けて準備をしたい」
 
 最後にハリルホジッチ監督はサポーターへの賛辞も惜しまなかった。「本日も12番目の選手になっていただいた、埼玉スタジアムに足を運んでいただいた多くのサポーターに感謝したい」
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