【日本代表】気を引き締める守護神・川島「タイ戦はある意味難しいゲームになる」

2017年03月25日 高橋泰裕(ワールドサッカーダイジェスト)

「こういう厳しい戦いに怪我は付き物。全員でカバーしてやっていきたい」

UAE戦で無失点勝利に貢献した川島。次のタイ戦でも先発するか。写真:徳原隆元

 UAE戦(3月23日)で約10か月に先発し、見事2-0の完封勝利に貢献したGK川島永嗣。3月25日の練習後には大迫勇也、今野泰幸に続いて高萩洋次郎の戦線離脱が発表されたが、34歳の守護神は戸惑いの様子を微塵も見せなかった。
 
「こういう厳しい戦いに怪我は付き物。重要な戦力が抜けるのは痛いですが、そこは気持ちを切り替えて、全員でカバーしてやっていきたいです」
 
 UAE戦では最終予選でゴールマウスを守り続けてきた西川周作からレギュラーを奪う格好になったとはいえ、林彰洋を含めたGK組の関係は良好。「誰が出てもおかしくない状況ですし、お互いが競い合うことが全体のレベルアップに繋がっている」と明かしている。
 
 次の対戦相手は勝点1でグループBの最下位に沈むタイ。前回のアウェーゲーム(16年9月6日)では2-0で快勝しているが、最終予選の厳しさを熟知するベテランGKは気を引き締めた。
 
「ある意味難しいゲームになる。UAEに勝って大一番をひとつ乗り越えたけど、まだ予選突破が決まったわけではない。気を引き締めて戦いたいと思います」
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