両者の確執はまだ続く? イブラが「宿敵」ペップへの思いを吐露

2017年03月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼との対戦はいつも心の中にある」と語ったが……。

バルサ時代は犬猿の仲で知られたイブラヒモビッチ(中)とグアルディオラ(右)。 (C) Getty Images

 彼は、かつてのボスとの対決に燃えている

 英国メディア『スカイ・スポーツ』が、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラについての、ズラタン・イブラヒモビッチのコメントを報じている。
 
 2人は2009-10シーズン、バルセロナで共に戦ったが、関係は徐々に悪化。スウェーデン人FWはリーグ戦で16ゴールを挙げたものの、わずか1年でカンプ・ノウを去り、ミランへ移籍した。
 
 バルサ時代について問われたイブラヒモビッチは、「僕はバルサで多くのことを学んだ。ピッチ内外でね。フットボールは24時間でどんな状況にも変わると知ったよ」と当時のことについて語っている。
 
 35歳を迎えた彼は、今シーズンからマンチェスター・ユナイテッドでプレー。ライバルクラブであるマンチェスター・Cの指揮官について問われると、「彼との対戦は、僕にとってモチベーションになる。アドレナリンを与えてくれる」とコメント。
 
 さらに、「僕はそれをポジティブに捉えているよ。彼との対戦はいつも心の中にある」と語り、今でも意識する存在であることを強調している。
 
 確執を否定しなかったイブラヒモビッチだが、先日行なわれたファビオ・カペッロとのインタビューでは、ペップとの関係が徐々に落ち着き始めていることを仄めかした。
 
「もう終わったことだよ。僕は未来を見る人間だし、未来は僕の目の前にある」と述べており、以前ほどの憎しみは抱いていない様子だ。
 
 両者は4月27日、エティハド・スタジアムで顔を合わせる(順延になっていたプレミアリーグ第26節)。イブラヒモビッチが、「宿敵」ペップ相手にどのような対応を見せるのか注目だ。
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