【日本代表|前日会見】必勝を期すUAE戦へハリルが審判に注文。「正確な笛を吹いてほしい」

2017年03月22日 小田智史(サッカーダイジェスト)

「簡単な仕事ではないが、我々は勝つためにここに来た」

ハリルホジッチ監督は厳しい表情で会見に臨んだ。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)

 3月22日、翌日のUAE戦に向け、日本代表が前日会見を行なった。
 
 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はUAE戦について、「準備の時間は短かったが、この試合の重要性を選手たちがしっかり意識するしかない」とコメント。

 長谷部誠の離脱で注目が集まるゲームキャプテンは、「何人か候補がいます。(吉田)麻也かもしれないし、森重(真人)かもしれないし、(長友)佑都かもしれない。ひとりがキャプテンマークを巻くにしても、前(前線)と真ん中(中盤)と後ろ(守備陣)にキャプテンがいるということです」と全員で長谷部の穴を埋める意思を示した。
 
 前回のUAE戦では浅野拓磨のシュートがゴールラインを割ったように見えたものの、ノーゴールと判定されて、敗戦を喫した。それだけに、「UAEはクオリティのあるチーム。不正当な審判の笛を避けたい。ワールドカップに行く決定的な試合になるかもしれないので、正確な笛を吹いてほしい」と判定に注文を付けた。
 
「どちらのチームにとっても難しい試合になる。我々にとっても簡単な仕事ではないが、野心と希望をもってやるしかない。勝つためにここに来たわけですから」
 
 ハリルジャパンはワールドカップ出場に向けた"大一番"に、必勝態勢で臨む。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

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