【ACL】G大阪がホームで江蘇蘇寧に敗戦…元セレソンの一発に沈む

2017年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

次節はアウェーでのリベンジマッチ。

遠藤のFKは壁に阻まれ、ゴールはならなかった。写真:川本学

[ACL・3節]G大阪0-1江蘇蘇寧/3月15日/吹田S
 
 ACLグループステージ3節のG大阪対江蘇蘇寧が3月15日、市立吹田サッカースタジアムで行なわれ、G大阪が0-1で敗れた。
 
 連戦の疲労からか、前半のG大阪は全体的に動きが重かった。ボールポゼッション率こそ高いものの、崩しの局面で大胆さと精度の両方がなく、ゴールの匂いが漂ってこない。
 
 前半のチャンスは36分の一度きり。右クロスにフリーで今野泰幸が合わせたが、渾身のボレーシュートは惜しくもバーに嫌われた。

 一方、江蘇蘇寧の出来も低調で、ミスからボール逸を繰り返した。しかし、さすがはブラジル代表歴を持つ男というべきか。ラミレスがワンチャンスをものにする決定力を見せつける。
 
 0-0で迎えた39分、右サイドでボールを持ったブラジル人MFは、エリア内のジー・シアンにくさびのパスを打ち込んで中央へ侵入。リターンパスを受けると、丁寧に左足でコースを狙いゴールを射抜いた。
 
 後半は、1点のビハインドを背負ったG大阪の攻撃に動きが出てくる。まずは50分、オーバーラップした初瀬亮のクロスに今野が飛び込んでヘディングシュート。これは枠を外れたが、56分には左SBの藤春廣輝が左サイドを突破してクロスを供給するなど、ゴールに迫る場面が増えた。
 
 とはいえ、人数をかけてゴール前を固める江蘇蘇寧の守備を崩し切るまでには至らない。逆に前がかりになった裏を突かれてカウンターを食らい、追加点を奪われかねない危うい場面も二度ほど作られた。
 
 G大阪は、なんとか追い付こうとサイドを起点に攻撃を仕掛け、アディショナルタイムの90+4分には左サイドをえぐった堂安律のクロスを三浦弦太が合わせる。しかし、これもゴールには結びつかず。結局、0-1で敗れた。
 
 グループステージ3節を終了し、G大阪は1勝2敗でH組3位に。次節はグループ首位の江蘇蘇寧とアウェーでのリベンジマッチに挑む。
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