【J1速報】清武、二度の絶好機決め切れず復帰戦はドロー… 札幌がJ1復帰後初の勝点

2017年03月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

80分のボレーシュートもクロスバーを越え…。

J復帰戦となった清武。再三存在感のあるプレーを見せた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ・3節]札幌 1-1 C大阪/3月11日(土)/札幌ドーム

 清武弘嗣にとって約4年半ぶりのJリーグ復帰戦は、チャンスに決め手を欠きドロー決着となった。

【札幌 1-1 C大阪 PHOTO】都倉の同点弾で札幌がJ1昇格後初の勝点

 試合は、ホームで初勝利を目指す札幌と、やはり今季初の勝点3を目指すC大阪がともに攻撃的な姿勢でゴールを目指す、白熱した攻防となった。

 先手を奪ったのはアウェーのC大阪。13分、FKのチャンスを得ると、ソウザのクロスボールをマテイ・ヨニッチがヘディングで沈め先制する。

 一方の札幌もカウンターから決定機を作り、反撃を開始。しかし、堅い守備を見せるC大阪のゴールを奪いきれない。

 4-2-3-1の右サイドハーフで先発した清武は、随所に技術の高さを見せつけ、43分にはエリア内に入り込み、決定的なヘディングシュート。しかし、これはGKク・ソンユンの好守に阻まれゴールはならず。

 前半は1-0でC大阪がリードして終了した。

 後半に入ると、ホームで初白星を狙う札幌も攻勢に出る。59分には福森晃斗が直接FKを狙うが、相手GKのファインセーブに阻まれる。そして73分には、途中出場の内村圭宏からのクロスをエースの都倉賢がヘッドでねじ込み、札幌が同点とする。

 終盤に突入した試合は、互いにカウンターの応酬でさらにヒートアップ。80分には山口蛍のクロスから清武がエリア内で右足のボレーシュートを放つ。しかし、これはクロスバーを大きく越えてしまい、絶好機を逃してしまう。

 その後はともにチャンスを決め切れず1-1で試合終了。札幌はJ1復帰後、初の勝点1を奪取。C大阪は開幕戦以来のドローゲームとなった。

 今季初ゴールを奪った札幌の都倉は「ここ2試合悔しい負け方をしていた。最後まで諦めない気持ちがあのゴールにつながったと思う」と、貴重な勝点1をもたらすゴールを振り返った。
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