アリやベジェリンなどプレミアのスターもお祝い 「パンケーキの日」って?

2017年03月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

イギリスでは毎年恒例の一大イベント。

2月26日のストーク戦で1ゴールを決めたアリ。4-0で大勝した後だけに、パンケーキはさぞ美味だったに違いない。(C)Getty Images

 2月28日、イギリスでは毎年恒例の「パンケーキの日」を迎えた。プレミアリーグのスターたちも、年に1度の特別の日を楽しんだようだ。
 
 トッテナムのMFデル・アリは、パンケーキを食べ終わった後の食卓の写真をツイッターに投稿。「僕のパンケーキ・デーは成功に終わった」とツイートした。
 
 イチゴやバナナなどのフルーツがふんだんに乗ったパイケーキの写真を「Happy Pancake Day!」という絵文字とともにツイッターへ投稿したのが、アーセナルのDFエクトル・ベジェリンだ。チームメイトのアレックス・チェンバレンとともに手作りしたというそのパンケーキの完成度は、なかなかの出来栄えだ。
 
「パンケーキの日」とは、イエス・キリストの復活を祝う「復活祭」(イースター)から数えて47日前の「告解の火曜日(Shorove Tuesday)」に催されるキリスト教の伝統行事。文字通りパンケーキを食べるのが習慣となっている。日にちは毎年異なり、今年は2月28日だった。
 
 翌日の水曜日から復活祭の当日までの46日間は、質素な食事しか摂らない「断食期間」となっているため――現在では食事制限をする人は少なくなっている――その間は食べられない卵や牛乳を摂取しておくため、パンケーキを食べるようになったそうだ。イギリス以外でもアイルランドやオーストラリア、カナダなど、主に英語圏の国で執り行なわれている。
 
 当日には、フライパンに入ったパンケーキを持って走る「パンケーキ・レース」が各地で催されるなど、イギリスでは一大イベントとなっている「パンケーキの日」。選手たちは束の間の休息を楽しんだようだ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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