【ACL】鹿島を苦しめた「タイのメッシ」。札幌移籍内定FWを石井監督はどう評価?

2017年03月01日 サッカーダイジェスト編集部

「テクニックがあって身体のキレがある選手」(石井監督)

アジリティに優れ、フィニッシュワークで力を発揮するチャナティップ。今夏の札幌加入が決まっている注目のアタッカーだ。(C)Getty Images

[ACL・2節]ムアントン・U2-1鹿島/2月28日/スパチャラサイ
 
 15分、ムアントン・Uのチャナティップが鋭い身のこなしで前を向くと、鹿島ゴールへと鋭いドリブルで突き進む。対応した永木亮太がたまらず後ろから倒すとファウルの判定。これで得たFKをティラートンがねじ込み、ムアントン・Uが先制に成功した。
 
 ゴールに繋がるドリブルで違いを作ったチャナティップは、"タイのメッシ"と言われる実力者で、今夏の北海道コンサドーレ札幌加入が決まっている。タイ代表としても活躍する23歳のアタッカーは、持ち前のテクニックとスピードで最後までJリーグ王者を苦しめた。
 
 試合後の公式会見で、チャナティップの印象について訊かれた鹿島の石井正忠監督は、次のようにコメントしている。
 
「テクニックがあって身体のキレがある選手」
 
 日本が誇る常勝軍団から大金星を挙げたムアントン・Uにおいて、その存在感は際立つものだった。

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