【ACL】浦和の攻撃陣が大爆発!難敵・FCソウルを5-2で撃破し、2連勝で暫定首位に

2017年02月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合終盤に1点を返されたが、前半のリードを活かして勝点3を獲得。

チームの4点目を決めた宇賀神(3番)は、軽快な動きで何度もゴール前に進出した。(C)SOCCER DIGEST

[ACLグループステージ2節]浦和5-2FCソウル/2月28日/埼玉

 ACL2節の浦和対FCソウルが2月28日、埼玉スタジアム2002で行なわれた。
 
 試合は開始早々に動く。先制したのは浦和だ。9分、くさびを受けた興梠慎三がワンタッチで最終ラインの裏にトラップし、そのままDFを置き去りにして右サイドを独走。ファーサイドでフリーになっていた武藤雄樹に絶妙なクロスを送ると、武藤がヘッドで沈めた。
 
 さらに11分には、今度は右サイドから関根貴大がドリブルで侵入し、ペナルティエリア内に李忠成にラストパスを送る。これを李が1トラップから左足を振り抜き、ネットを揺らした。
 
 浦和は14分にパク・チュヨンの直接FKで1点を返されたものの、直後の15分。ドリブルで相手を引き付けた武藤から、エリア内の関根へとパスが通り、関根がダイレクトでフィニッシュ。GKの手をかすめて3点目が決まる。
 
 21分には李のシュートがDFに当たって浮き球になったところを宇賀神友弥がボレーで合わせて4点目。さらに前半終了間際の45分にエリア内に侵入した駒井善成が5点目を奪った。
 
 後半の立ち上がりも、浦和が押し気味に試合を進めた。46分には宇賀神がエリア内で相手DFをかわして右足を振り抜く。このシュートはGKの手に当たってポストで撥ね返り、こぼれ球を関根がダイレクトボレーで狙うが、これもGKのファインセーブにあった。
 
 一方のFCソウルは後半開始から投入したマウリーニョが頻繁にボールを受け、このブラジル人からの展開で反撃を狙ったが、なかなかチャンスは生まれない。
 
 逆に浦和は相手の隙を突いて度々ゴールに迫る。特に宇賀神、関根、駒井の動きが軽快で、中央とサイドからバランス良く攻撃を仕掛けた。
 
 大量リードを奪った浦和は、66分に興梠に代えてラファエル・シルバを投入。74分には駒井に代えて長澤和輝、78分に李に代えてズラタンをピッチに送り込む。81分には、そのR・シルバが横パスを受けて際どいシュートを放つなど、交代選手が絡んでフィニッシュの形を作った。

 浦和は終盤に差し掛かるにつれてトーンダウンし、終了間際にダムヤノヴィッチに1点を返されたが、試合は5-2で終了。大爆発した前半のリードを生かして勝点3を獲得した。

 これで浦和はACL2連勝。勝点を6に伸ばし、暫定ながらグループFの首位に立っている。

【ACL浦和対FCソウル PHOTO】
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事