【J2採点&寸評】名古屋×岡山|永井が圧巻の2ゴール! “風間グランパス”が苦しみながら初陣を制す

2017年02月26日 本田健介(サッカーダイジェスト)

名古屋――櫛引は攻守に躍動。

【警告】名古屋=シモビッチ(56分)、和泉(73分) 岡山=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】永井 龍(名古屋)

[J21節]名古屋2-0岡山/2月26日/パロ瑞穂

【名古屋 2-0 岡山 PHOTO】永井が2得点。名古屋が岡山を下す。 

【チーム採点・寸評】
名古屋 6
前半は硬さが見え、自陣でのボール回しが目立った。それでも永井のボレー弾で41分に先制すると、後半は前への意識が向上。84分に再び永井が決め、完封勝利を収めた。修正点は多いが、勝てたことが何よりだ。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 6
77分の大竹のシュートはポストに救われた。それ以外は安定したセービングで、初のJ2でのゲームを無失点で乗り切った。
 
DF
27 杉森考起 5.5(65分OUT)
右ウイングバックで先発。玉田らと絡んでボールを前に運んだ。しかし、クロスをDFに当ててしまうなど決定的な仕事はできず。
 
15 宮原和也 6
右ストッパーとしてそつなく守備をこなしながら、特に後半は機を見てオーバーラップ。周囲を上手くフォローした。

3 櫛引一紀 6.5
守備では岡山の攻撃陣を力強く潰し、41分にはパスカットから絶妙なクロスで永井のゴールをお膳立て。攻守で躍動した。
 
39 内田健太 6
不慣れな3バックの一角としてプレー。34分のFKの場面では持ち味である強烈な左足を見せた。そつなく90分を終えた印象。
 
MF
28 玉田圭司 5.5(HT OUT)
自由に動き回り、ボールを引き出した。攻撃のリズムを作ろうとした点は評価できる。だが、エンジンがかかり切る前に、ハーフタイムでベンチに下がった。
 
21 八反田康平 5.5
小気味良くパスを散らした。ただ、前半は横や後ろへのパスが多かった。試合を通じて縦へ付けるパスがもう少しほしかった。
 
17 小林裕紀 5.5
ベンチからの風間監督の指示を聞きながら、チームをコントロール。前半は八反田同様、前への意識が薄かったが、後半は果敢に飛び出した。
 
29 和泉竜司 6
左ウイングバックとして積極的に仕掛けた。終盤にはカットインから永井の追加点をアシストした。
 

次ページ名古屋――永井は勝利の立役者に。

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