柴崎岳の「不安障害」をテネリフェが認める…スペインで最初の難関を乗り越えられるか?

2017年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

公式サイトで「不安障害」の可能性を認める。

テネリフェでスペイン挑戦をスタートさせた柴崎。しかし、スタートでいきなり躓いた。写真:DeporPress

 1月31日に鹿島アントラーズからスペイン2部のテネリフェに移籍した柴崎岳が、新天地でさっそく苦しんでいるようだ。
 
 2月2週目に入り胃腸炎を患ってトレーニングを欠席し、6キロも痩せたと伝えられた柴崎だが、テネリフェは現地時間2月13日に公式サイトで以下のように発表している。
 
「柴崎は不安障害の可能性が高いため、心理療法士の治療が必要と判断しました」
 
 初の海外挑戦で、慣れない気候や食事もあってか、メンタル的な障害を患っているという。クラブは代理人のマネル・フェレール氏とロベルト佃氏が現地を訪れて柴崎と会い、「テネリフェとスペインサッカーで成功を収めたい」という意思を確認したと強調するが、完全に出鼻を挫かれたのは事実だろう。
 
 また、クラブは同声明文の中で、日本サッカー協会で総務を務める津村尚樹氏がテネリフェを訪れ、監督やSDなどクラブ関係者とインターナショナルマッチの日程確認などをしたと発表しているが、スペイン・デビューを飾る前で心身ともに弱っている現状では、日本代表どころではない。
 
 夢のスペイン挑戦をスタートさせた柴崎は、はたしてこの最初の難関を乗り越えることができるのか。
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