【ACLプレーオフ|採点&寸評】G大阪×ジョホール|新システム採用のG大阪が3得点で本戦へ。熟練の技が光った今野がMOM

2017年02月07日 小田智史(サッカーダイジェスト)

移籍後初スタメンの三浦は攻守に躍動。

【警告】G大阪=遠藤(76分) ジョホール・ダルル・タクジム=マズラン(21分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】今野泰幸(G大阪)

[ACLプレーオフ]G大阪3-0ジョホール・ダルル・タクジム/2月7日/吹田S

【チーム採点・寸評】
G大阪 6.5
立ち上がりは堅さが見られたが、中盤をダイヤモンド型にした4-3-1-2の新システムが徐々に機能。先制、追加点、ダメ押しと時間帯も理想的で、本戦出場権獲得のミッションをしっかり果たした。今後の課題はカウンターへの対応だろう。
 
【選手|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
左ふくらはぎに不安を抱えながらの"ぶっつけ本番"起用。最終ラインとの連係にもたつく場面はあったが、相手のブレ球ミドルを冷静に弾くなど、そつなく無失点に抑えた。
 
DF
2 三浦弦太 6.5
移籍後初の公式戦でいきなりスタメンに抜擢。力強い1対1と小まめなラインコントロールで最終ラインを統率し、得意のセットプレーでゴールも記録。デビュー戦としては上々の内容だろう。
 
3 ファビオ 6
アルゼンチン人FWのブライアンと激しい肉弾戦を展開。鋭いボール奪取から果敢な攻撃参加を見せるなど、自分のカラーを随所に見せた。SBとの連係は改善の余地あり。
 
4 藤春廣輝 5.5
縦へのスプリントを繰り返して対面のディフェンダーを牽制。ただ、激しいチャージを受けて相手選手と小競り合いをするなど、ヒートアップしてしまった点はいただけない。
 
22 オ・ジェソク 6
カウンターを警戒しながら、サイドのスペースをカバー。球際でもフィジカルコンタクトを厭わずに行く手を塞ぎ、自由を与えなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ“職人技”を見せ、2得点に絡んだ今野がMOM。

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