王者鹿島がJ2横浜FCに敗れる! カズとコンビを組んだ長身イバが豪快ボレー――NYC宮崎ラウンド

2017年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は鹿島ペースも、後半立ち上がりに失点。

横浜FCは前半こそ押し込まれたが、後半立ち上がりにゴールを奪うと、そのまま逃げ切った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

「JリーグDAZNニューイヤーカップ」宮崎ラウンドは2月4日、鹿島アントラーズ対横浜FCの一戦が宮崎・KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行なわれ、横浜FCが1-0で勝利した。
 

【写真で見る】NYC宮崎ラウンド 鹿島0-1横浜FC キングカズも出場!


 試合は前半、鹿島が主導権を握る。神戸から新加入のペドロ・ジュニオールと赤﨑秀平が組んだ2トップへの縦パスからスピードアップした攻撃を見せる鹿島。19分には伊東幸敏の精度の高いクロスを赤﨑がヘディングで狙うが、ここはGK南雄太のファインセーブに阻まれた。

 その後もテンポの良い攻めを繰り出した鹿島だが、前半は得点を奪えず。一方の横浜FCは、今月26日に50歳を迎える三浦知良が先発。長身FWのイバと2トップを組み、守備に奔走しながらも要所でチャンスの起点となる動きを見せた。

 前半を0-0で折り返すと、後半先にチャンスを掴んだのは横浜FCだった。47分、ジョン・チュングンが右サイドを深くえぐりクロスを入れると、これをイバが右足のボレーで豪快に叩き込む。横浜FCが先制する。

 さらに50分、横浜FCはCKからイバのフリックを、カズとの交代で途中出場した津田知宏が受けて右足でシュートを放つが、DFにブロックされ追加点とはならない。

 その後はともにチャンスを掴みかけるが、決定打は生まれずタイムアップ。鹿島は後半途中から新加入のレアンドロや東福岡高から加入のルーキー小田逸稀などがチャンスを窺ったが、得点には至らなかった。プレシーズンとはいえ、J2の横浜FCが昨季のJ1王者を破る金星を挙げた。

 

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