グリエーズマンがマンUと個人合意か? 仏メディアは「7番を付けるだろう」と報道

2017年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

CL参戦が叶うかどうかが、加入の鍵に?

獲得には天文学的額の移籍金が必要とされるグリエーズマン。ポグバに同様の大金を支払ったマンUならば出しかねないが…… (C) Getty Images

 来シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、世界で最も高額なサッカー選手と次点の選手を同時に抱えることになるのだろうか。フランス・メディアがアトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリエーズマンが、マンチェスター・U移籍に向けて条件面で個人合意したという伝えた。
 
 A・マドリーと2021年までの契約を結ぶグリエーズマンだが、以前からマンチェスター・U移籍の噂が絶えない。そして、現地時間2月1日、フランス『Yahoo Sports』は、ついにグリーズマンが今夏のマンチェスター・U加入に合意したと報じ、フランス代表でもチームメイトのMFポール・ポグバと同じ年俸1770万ユーロ(約21億5000万円)を受け取ることになるとも伝えた。
 
 同記事によると、マンチェスター・UはA・マドリーと移籍金に関して合意しておらず、グリエーズマンの獲得には設定されている1億ユーロ(約120億円)の契約解除金を支払う必要があるという。
 
 まさに天文学的な数字ではあるが、マンチェスター・Uは昨夏にユベントスからポグバ獲得にボーナス込みで1億2000万ユーロ(約144億円)を投じたクラブだ。ジョゼ・モウリーニョ監督が望んでいるとされるグリエーズマンの獲得に、同様の大金を費やしても不思議ではない。
 
 この取引が実現した場合、グリエーズマンはポグバに続く歴代2位の移籍金でプレミアリーグに挑戦することになる。『Yahoo Sports』はグリエーズマンが背番号7を纏うのではないかとも報じた。
 
 1月の移籍マーケットでメンフィス・デパイがリヨンに移籍して空位となった7番は、ジョージ・ベスト(元北アイルランド代表)、エリック・カントナ(元フランス代表)、デイビッド・ベッカム(元イングランド代表)、クリスチアーノ・ロナウド(現レアル・マドリー)など歴代のレジェンドたちが纏ってきたマンチェスター・Uの「伝統の背番号」だ。
 
 モウリーニョ監督の1年目となる今シーズンのマンチェスター・Uは、プレミアリーグ第23節を終えて6位とチャンピオンズ・リーグ出場圏外に甘んじている。欧州最高峰の舞台への切符を手に入れられるかどうかも、グリエーズマン獲得に影響するかもしれない。
 
 また、この補強が実現した場合、中国移籍やエバートン復帰が噂されるキャプテンのFWウェイン・ルーニーの去就に影響があるかどうかも、注目されるだろう。
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