【最終日の主な移籍/イタリア】W杯予選で対戦の豪州代表CBが長友の同僚に!

2017年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

セインズベリーは戦力として計算できるか未知数。

トレント・セインズベリー(江蘇蘇寧→インテル)。(C)Getty Images

■トレント・セインズベリー
・27歳/DF/オーストラリア代表
・江蘇蘇寧→インテル(半年レンタル)
 同じ期限最終日にアンドレア・ラノッキアをハルにレンタルし、CBが手薄になったインテルが緊急補強。保有元の江蘇蘇寧はインテルと同じ蘇寧グループが保有するいわば姉妹クラブで、身内からのローンで何とか体裁を整えた格好だ。ワールドカップ・アジア最終予選では日本代表とも同組であるオーストラリア代表のレギュラーが、長友佑都とチームメイトになった。ただ、欧州はズウォーレに所属した14年1月から16年1月以来で、4大リーグも初参戦。戦力として計算できるか疑問が拭えない……。
 
■オマール・エル・カドゥーリ
・26歳/MF/モロッコ代表
・ナポリ→エンポリ(完全移籍)
・移籍金:120万ユーロ(約1億4400万円)
 テクニックに優れたベルギー生まれのモロッコ代表MF。2015年夏にナポリに復帰するも、昨シーズンも今シーズンも出番に恵まれず、今冬の退団を模索した。カリアリやボローニャも手を挙げたが、最終的にエンポリに完全移籍した。フィオレンティーナに去ったリッカルド・サポナーラの後釜として、トップ下で起用される見込みだ。
 
 ■ビクトル・イバルボ
・26歳/FW/コロンビア代表
・パナシナイコス→カリアリ(レンタルバック)
 母国の英雄ファウスティーノ・アスプリージャにも喩えられる身体能力に長けたアタッカーで、2014年のブラジル・ワールドカップにも出場。2015年2月にカリアリからローマに移籍して以来、ワトフォード、アトレティコ・ナシオナル、パナシナイコスとレンタルで渡り歩くもいずれでも結果を残せず、今冬は駆け込みでカリアリに帰還した。ここまで10ゴールと好調のマルコ・ボッリエッロをはじめ、4得点・3アシストのマルコ・サウなどライバルは強力だが、かつてブレイクを果たした古巣で復活を期す。
 
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