【1月30日の主な移籍】パットが中国、オカンポスがミラン、デヤガーがヴォルフスブルクへ!

2017年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

パットはカンナバーロの誘いに応じて中国へ。

アレッシャンドレ・パット(ビジャレアル→天津権健)。画像は本人のツイッターより

■アレッシャンドレ・パット
・27歳/FW/ブラジル代表
・ビジャレアル→天津権健(完全移籍)
・移籍金:1800万ユーロ(約21億6000万円)
 17歳でミランに引き抜かれた天才肌の快足FW。しかし、2010年あたりから怪我を繰り返し、2013年からコリンチャンス、サンパウロ、チェルシーを流離い、昨夏にはビジャレアルに完全移籍したが、わずか半年で中国へと旅立った。移籍金はビジャレアルが昨夏に支払った300万ユーロの6倍にあたる1800万ユーロ、年俸は現在の3倍にあたる600万ユーロと、破格の条件で"爆買い"された。新天地となる天津権健の監督はファビオ・カンナバーロ(元イタリア代表DF)で、本人はイタリアで合宿中のチームに早速合流した。
 
■ルーカス・オカンポス
・22歳/FW/アルゼンチン国籍
・ジェノア→マルセイユ→ミラン(半年レンタル)
 リーベル育ちの技巧派ウイングは、昨夏にマルセイユからレンタル移籍したジェノアで自慢の打開力を発揮。サイドアタッカー補強を今冬の目標に掲げていたミランは、すでにジェラール・デウロフェウをエバートンから獲得済みだったが、急転直下でエムバイ・ニアングのワトフォード放出が決まったためさらなる補強に動き、昵懇の中にあるジェノア、本人、そして保有元であるマルセイユを口説き落として、半年レンタルで獲得にこぎつけた。1月29日のウディネーゼ戦で主力ジャコモ・ボナベントゥーラが全治2~4か月の怪我を負っただけに、デウロフェウとともに大きな期待を背負う。
 
 ■アシュカン・デヤガー
・30歳/MF/イラン代表
・アル・アラビ→ヴォルフスブルク(フリートランスファー)
 ヘルタ・ベルリンの最年少デビュー記録を持つ、ドイツ育ちのイラン代表MF。ヴォルフスブルクとフルアムを経て、2014年からカタールのアル・アラビに所属していたが、昨年末をもって契約を解消。古巣ヴォルフスブルクと半年契約を結び、4年半ぶりのブンデスリーガ復帰を果たした。本人は「再びヴォルフスブルクでプレーできることに興奮しているよ。できるだけ早くチームに馴染んで、困難な状況にあるクラブ(ここまで降格圏内と4ポイント差の14位)を手助けしたい」と意気込みを語っている。
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