岡崎同僚のウジョア、「ラニエリに裏切られた」、「クラブに失望している」と不満爆発!

2017年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

ツイッターでレスターへの不満をぶちまける!

一昨シーズンは残留に、昨シーズンは奇跡のリーグ制覇に貢献していたウジョア。岡崎とも好連携を見せていたが……。 (C) Getty Images

 レスター所属のアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアが、自身のツイッター上で、クラウディオ・ラニエリ監督に対する不満を吐露。改めて今冬の退団を求めた。
 
 ウジョアは1月31日に自身のツイッターを更新し、「レスターファンのために全力を尽くしてきた。だけど、ラニエリに裏切られたと感じているし、クラブにも失望した。僕は二度とレスターでプレーしない」と呟いたのだ。
 
 地元紙『レスター・マーキュリー』によれば、今シーズンここまで公式戦通算でスタメンが2試合だけと出場機会を失っているウジョアは今冬の退団を模索していたという。その件について本人も「監督はこの3か月間、僕に対して400万ポンド~500万ポンド(約5億7000万円~7億1000万円)のオファーが届けば、移籍を後押しすると言っていたんだ」と語っている。
 
 そんなウジョアにはサンダーランドから700万ポンド(9億8000万円)のオファーがあったというが、レスター側が「残留争いのライバルだから」という理由でこれを拒否。さらにガラタサライ、アラベスからのオファーに対しても、「彼は幸せではないかもしれないが、私にはレオ(ウジョアの愛称)が必要だ」と語るラニエリ監督の希望で、移籍交渉は進んでいないという。
 
 レスターとの契約を1年半残しているウジョアだが、「なぜ、クラブが僕にフットボールをさせてくれないのかが理解できない。もし、このままなら僕の未来は酷いものになる。彼らが僕を使わないことは分かりきったことなんだからね」と、レスターの対応に怒りを露わにしている。
 
 ウジョアは2014年の夏にブライトンからレスターに加入。移籍初年度で国内リーグで11ゴールと活躍し、24節まで最下位に沈んでいたチームのプレミアリーグ残留に貢献。昨シーズンは岡崎慎司とジェイミー・ヴァーディーの控えに回るも、ジョーカーとして重要なゴールを連発し、奇跡のプレミアリーグ優勝に小さくない貢献を果たした。
 
 しかし、今シーズンは開幕前にストライカーのイスラム・スリマニとアーメド・ムサが加入したことで、前線のポジション争いが激化。そもそも控え組だったウジョアは、必然的にさらに序列が下がり、プレータイムを失っていた。
 
 クラブに対して、「移籍がまとまれば、僕もどこかで出場することができるし、それがどちらにとっても最善の案だと思うんだ」と提案をしたウジョア。欧州冬の移籍市場は1月31日(日本時間2月1日朝)にデッドラインを迎えるが、レスターははたして本人の希望を受け入れるのか?
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