柴崎のテネリフェ移籍が正式決定! 急転直下でスペイン2部へ

2017年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラス・パルマス行きは成立せずも同じカナリア諸島のクラブへ。

R・マドリー戦で2ゴールを決めた柴崎。欧州王者との一戦で見せたハイパフォーマンスで一気に欧州挑戦の機運が高まった。(C) SOCCER DIGEST

 現地時間1月31日、スペイン2部のテネリフェは、鹿島アントラーズMFの柴崎岳を獲得したことを発表した。
 
 契約は2017年6月までの半年契約で、マドリード滞在中と見られる本人は現地時間14時30分にテネリフェ空港に到着するという。
 
 昨年末のクラブワールドカップ決勝、レアル・マドリー戦で衝撃的な2ゴールを決めて欧州移籍の機運が一気に高まった柴崎は、先週に入ってスペイン入り。しかし、以前から加入が噂されていた1部のラス・パルマスとは交渉は破談。鹿島との再契約も取沙汰される中、ヨーロッパの移籍期限最終日に急転直下でテネリフェと契約を結んだ。
 
 テネリフェはラス・パルマスと同じカナリア諸島に本拠を置くクラブ。1部だった1990年代にはフェルナンド・レドンド(元アルゼンチン代表MF)、ロイ・マカーイ(元オランダ代表FW)など実力者も在籍していたが、2000年には2部に降格し、その後は2度に渡って1部昇格を果たすもすぐに再び降格。11-12シーズンからの2年間は2部B(実質3部リーグ)まで転落し、ここ4シーズンは2部リーグを戦っている。
 
 今シーズンはここまで23節終了時点で勝点34の6位。1部昇格プレーオフ(3~6位。1~2位は自動昇格)出場圏内に付けている。
 
 青森山田高校出身の柴崎は、2011年に鹿島加入。在籍6年で公式戦通算224試合・24得点の成績を残した。
 
 以前から海外志向が強かった言われる天才MFは、24歳にして欧州挑戦をスペイン2部リーグからスタートさせる。
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