リバプールの強力攻撃陣を封殺の吉田麻也、「決勝進出や~」と歓喜!

2017年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

吉田、自身初のタイトル奪取のチャンスに「決勝進出やー」と喜ぶ。

危なげないプレーでサウサンプトンの守備を支えた吉田。フィルミーノやララーナといった個人能力の高いアタッカーとのマッチアップでも負けなかった。 (C) Getty Images

 現地1月25日、リバプールのアンフィールドで、リーグカップ準決勝2ndレグのリバプール対サウサンプトンが開催された。
 
 ホームでの1stレグを1-0で勝利していたサウサンプトンは、逆転を目指すリバプールの猛攻を凌ぐと、スコアレスで迎えた91分にシェイン・ロングのゴールで勝負あり。2試合合計2-0で勝利した。
 
 1979年以来の同大会決勝進出を決めたサウサンプトン。ホームの後押しを受けるリバプールの猛攻をシャットダウンするその戦いぶりを、英国メディア『BBC』は「サウサンプトンはリバプールを完全に凌駕した」と称えた。
 
 また、英紙『デイリーメール』は、主力CBのフィルジル・ファン・ダイクを故障で欠くなか、ここまでプレミアリーグ最多の51ゴールを挙げているリバプール攻撃陣を封殺した吉田麻也について、「普段、隣でプレーするファン・ダイクがいないことを少しも恋しく思っていないようだった。ジャック・スティーブンズと素晴らしいパートナーシップ形成した」と高評。採点ではチームで2番目に高い8点を付いた。
 
 吉田自身も試合後、自身のツイッターを更新し、「See you soon Wembley!! 決勝進出やー」と、快哉を叫んだ。
 
 今シーズンの序盤戦はベンチを温める日々が多かった吉田。しかし、冬の移籍市場でレギュラーCBのジョゼ・フォンテがウェストハムへ移籍したこともあり、昨年12月31日のWBA戦(プレミアリーグ19節)から6試合連続でフル出場を果たすなど、ここにきて評価が高まっている印象だ。
 
 名古屋グランパス時代を含め、プロキャリアで初のタイトルまであと1勝。決勝の相手は1月26日に行なわれるハル対マンチェスター・Uの勝者となる。
 
 その決勝でも、チームの好調を支え、評価を上げている吉田のプレーに注目だ。
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