パリSGが「C・ロナウド2世」を獲得! マンUを出し抜き36億円で強奪する

2017年01月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

敏腕代理人メンデスとクライファートSDが直接交渉して合意に。

高い攻撃性能を持つグエデス。ポルトガルの未来を担う逸材はパリSGでより一層の輝きを放てるか? (C) Getty Images

 1月25日、パリSGはベンフィカからポルトガル代表FWのゴンザロ・グエデスを獲得したことを発表した。
 
 ベンフィカの下部組織で育った現在20歳のグエデスは、ドリブル、パス、シュートの全てが高次元にある新進気鋭のアタッカー。そのプレースタイルがクリスチアーノ・ロナウドに似ていることから、ポルトガルでは「C・ロナウド2世」とも呼ばれる逸材だ。
 
 将来有望なグエデスには、かねてからマンチェスター・Uが獲得に本腰を入れていたことが伝えられており、一部の英国メディアでは「高額移籍金でマンチェスター行きが決まった」と報じられていた。
 
 しかし、スポーツ総合サイト『ESPN』によれば、パリSGはフットボールディレクターを務めるパトリック・クライファートがリスボンに赴き、グエデスの代理人で、C・ロナウドやアンヘル・ディ・マリアなどのマネージメントを務めているジョルジ・メンデスと直接交渉。マンチェスター・Uを出し抜くことに成功し、獲得にこぎつけたという。
 
 なお、移籍の詳細は明らかにされていないものの、ポルトガルメディア『ゼロゼロ』は、移籍金が3000万ユーロ(約36億円)で、2020年6月までの3年半契約だと伝えた。
 
 パリSGは昨夏に獲得したアテム・ベン・アルファとヘセ・ロドリゲスが揃って期待を裏切り、さらにディ・マリアも不調。ここまでリーグ・アンで3位と、5連覇に向けて暗雲が立ち込めていた。
 
 そこで、パリSGは今冬にドイツ代表のユリアン・ドラクスラーとアルゼンチン人アタッカーのジオバニ・ロ・チェルソを補填。さらにグエデスを加えたことで、迫力不足が指摘されてもいたウイングが一気に厚みを増した印象だ。
 
 現在、リーグ首位を走るモナコを追い抜くために豪華な攻撃陣を準備したパリSG。「C・ロナウド2世」のグエデスは輝きを放ち、パリSGのノルマであるリーグ5連覇に貢献できるのか注目だ。
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