【現地1月16日の主な移籍】ザザが不振のバレンシアへ移籍! 内田篤人のライバルはトルコの強豪クラブへ

2017年01月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

カイサラの放出で内田にチャンスが?

シモーネ・ザザ(ユベントス→バレンシア)(C) Getty Images

■シモーネ・ザザ
・25歳/FW/イタリア代表
・ユベントス→バレンシア(買取オプション付きレンタル)
 EURO2016でのプレーが目を引き、昨夏にユベントスからレンタルでウェストハムに加入。しかし、初のプレミアの舞台では本人が「すべてにおいてネガティブになってしまった」と語るように本領発揮とはいかず、0ゴールに終わった。その悔しさを晴らすべく選んだ新天地はバレンシア。今シーズンは残留争いを演じるなど、不振にあえぐスペインの名門の立て直しに貢献できるかに注目だ。
 
■ジュニオール・カイサラ
・27歳/DF/ブラジル国籍
・シャルケ→イスタンブールBB(完全移籍)
・移籍金:300万ユーロ(約3億6000万円)
 2015年の夏に長期離脱を余儀なくされていた内田篤人の代役としてシャルケに加入。1シーズン目はリーグ戦23試合に出場していたが、今シーズンは新任のマルクス・ヴァインツィール監督の信頼を得れず、リーグ戦の出場はわずか3試合のみに留まっていた。
 
 現在、トルコリーグ首位を走るイスタンブールBBへの移籍で心機一転し、活躍を図りたいところだろう。また怪我から順調な回復ぶりを見せる内田にとっても、後半戦に向けてライバルの移籍は少なくない意味を持つはずだ。
 
■キリアコス・パパドプーロス
・24歳/DF/ギリシャ代表
・レバークーゼン→ハンブルク(買取オプション付きレンタル)
 昨夏にレンタルでライプツィヒに加わるも、怪我に悩まされて、わずか1試合の出場に終わり、あっさりとレンタルバックされた。そんな中で新たな活躍の場として求めたのが名門ハンブルク。本人が「このクラブの目標を達成する力になりたい」と語れば、イェンス・トッドSDも「我々は闘争心の強い守備のスペシャリストを獲得できた」と話し、相思相愛の様子。パワフルな守備が持ち味のCBは名門の復活に一役買うことができるだろうか?
 
■ガエル・カクタ
・25歳/FW/元フランス代表
・河北華夏→デポルティボ(レンタル)
 2009年にチェルシーでトップチームデビューを飾るなど、かつては逸材と呼ばれたタレントだ。しかし、その後は合計7クラブを渡り歩くなどレンタル移籍を繰り返した。昨年2月には中国の河北華夏に移籍するも、約1年で欧州に戻ってくることとなった。
 
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