久保、バルサ下部組織の練習参加! 現地紙は「トップ昇格の能力がある」と伝える

2017年01月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「バルサのトップチーム昇格できる能力がある」と久保の能力を絶賛!

バルセロナのトレーニングに参加した久保。そのパフォーマンスをスペイン紙が高く評価した。 (C) SOCCER DIGEST

 FC東京U-18に所属するFWの久保建英が、シーズンオフの期間を利用して古巣バルセロナの下部組織の練習に参加していたことを、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じた。
 
 同紙は、久保が15~16歳の同世代にあたるカデーテAの練習に参加したことを伝えたうえで、「頭がよく、技術、スピードがあり、得点を量産できる。攻撃的なポジションをこなせる日本人について、コーチ陣はトップチームに昇格できる全ての能力があると確認した」と称賛した。
 
 久保は2011年にバルセロナの下部組織に入団したが、15年にクラブの18歳未満の外国人選手獲得違反による制裁で公式戦出場停止処分となったため、同年3月に帰国し、FC東京U-15むさしに加入。
 
 昨年には、中学3年ながら飛び級でFC東京U-18に昇格し、同年9月にはトップチームに2種登録され、11月5日に行なわれたJ3第28節の長野戦(1-2)で後半開始から投入され、Jリーグ史上最年少出場記録を15歳5か月と1日に更新した。
 
 その活躍ぶりを同紙は伝えたうえで、「久保には他のクラブもオファーをしたが、彼は全てに『いいえ』と言っている。今回の練習参加は契約が可能となる18歳になった時に、バルセロナに戻りたいという意思の表れ」と、将来的なバルセロナ復帰の可能性を報じた。
 
 今も古巣や現地メディアからも熱視線を送られている久保。今年は10月のU-17ワールドカップやU-19(U-20)代表、そしてJリーグとより一層の注目を集めそうだ。
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