J3藤枝が「カンボジアの至宝」チャン・ワタナカを獲得。同国初のJリーガーが誕生

2017年01月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

カンボジア代表のエースストライカーが加入。

カンボジア屈指のスター選手であるワタナカ。ゴール前でのテクニック・スピードが素晴らしい選手だと大石監督も絶賛した。(C) Getty Images

 J3の藤枝MYFCは1月13日、カンボジア1部ボンケット・アンコールFCに所属するFWチャン・ワタナカが、1年間のレンタル移籍で加入することを発表した。ワタナカはカンボジア人初のJリーガーとなる。
 
 ワタナカはカンボジア代表でもエースストライカーとして活躍する22歳。2015年の国内リーグ得点王で、2014年と2015年には年間MVPを連続受賞している国民的スター選手だ。
 
 2012年に入団したボンケット・アンコールFCでは4シーズンで60試合に出場し、55ゴールをマーク。チームメートには富山一高の10番として2010年の選手権で活躍した和田雄也も所属している。同選手は自身のツイッターにて「二年間一緒にプレーしたワタナカがJ3の藤枝に移籍!日本では無名だと思うけど、一から頑張ってほしい!」とエールを送った。
 
 ワタナカは昨年11月にも藤枝の練習に参加。Jリーグのアジア戦略の一環としてJリーグ国際部の協力もあり、移籍が実現した。
 
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