内田篤人が練習試合でアシストを記録! 指揮官にアピール成功

2017年01月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヴァインツィール監督は14日の試合でも内田起用を明言。

大きな問題もなく45分間プレーした内田は、後半戦に向けて順調にアピールを続けているようだ。 (C) Getty Images

 日本代表DFの内田篤人が所属するシャルケは、ブンデスリーガの前半戦を11位で折り返し、現在スペインのベニドルムでミニキャンプを行なっている。そして、1月10日にベルギーのオーステンデと練習試合を行なった。

 膝の怪我を克服し、昨年12月に1年9か月ぶりに公式戦復帰を果たした内田は、1-1で迎えた後半からピッチへ。すると、キックオフ直後にいきなり魅せる。  

 左サイドのセアド・コラシナツからのクロスボールを、ペナルティーエリア内に攻め上がって頭でゴール前に落とし、エフゲン・コノプリャンカがボレーによるゴールをアシストしたのだ。
 
 その後も、右ウイングバックとしてプレーした内田は、何度か前線に顏を出しながら、守備にも貢献するなど、試合終了までほぼノーミスで安定したパフォーマンスを披露。後半戦に向けたレギュラー争いの中で、大きなアピールとなったはずだ。
 
 内田本人も試合後に「これからもこのユニホームで長い間プレーできることを願ってる。今は1週間の合宿が終わって、筋肉痛を抱えている。だけど、これは普通のこと」とドイツ紙『WAZ』に対して応えた。
 
 マルクス・ヴァインツィール監督は試合後、「内田は最後の練習試合でも出場させるつもりだ。まだ取り戻さなければいけないものが残っているのでね」と1月14日に行なわれる練習試合での起用を明言した。
 
 なお、シャルケは1月11日にドイツに戻り、同14日に3部クラブのケムニッツと練習試合を行ない、1月20日に行なわれるインゴルシュタットとのブンデスリーガ再開戦(17節)に備えることとなっている。
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