元チェルシーのR・カルバリョが上海上港に加入! 旧知のヴィラス・ボアス監督の下へ

2017年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

オスカールに続く大物が上海上港に加入。

夏にモナコを離れて、フリーとなっていたR・カルバリョ。38歳となりキャリアの終焉が近づくなかで、中国移籍の決断を下した。 (C) Getty Images

 アジア・サッカー連盟は1月9日、中国スーパーリーグの上海上港にEURO2016優勝にも貢献したポルトガル代表DFのリカルド・カルバリョが加入することを発表した。
 
 今冬は同じく上海上港に加入したオスカール(チェルシーから)をはじめ、カルロス・テベス(ボカ→上海申花)、アクセル・ヴィツェル(ゼニト→天津権健)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー→天津泰達)などの「爆買い」で話題を呼ぶ中国スーパーリーグに、またひとりビッグネームが加わることになった。

 2004年にポルトのチャンピオンズ・リーグ制覇に貢献し、一気に世界的なCBに名上げしたカルバリョは、同年夏に指揮官ジョゼ・モウリーニョを追る形でチェルシーに加入し、6シーズンに渡ってプレーした。
 
 2010年の夏にはレアル・マドリーに移籍。モウリーニョの下で再び実力を発揮したものの、年齢から来る衰えには逆らえずに故障を抱えるようになって出場機会が減り、2013年にはフリートランスファーでモナコに加入していた。
 
 そのモナコとの契約が満了となった2016年夏からはフリーとなり、新たな所属先を探していたが、今冬には上海上港のトレーニングに参加していることが報じられていた。
 
 移籍の詳細については分かっていないが、スペイン紙『マルカ』などは、モウリーニョ監督の元アシスタントで、カルバリョとはポルトやチェルシーでともに働いた上海上港のポルトガル人指揮官のアンドレ・ヴィラス=ボアスが、「獲得を熱望していた」と伝えている。
 
 上海上港には、今冬にチェルシーから加入したブラジル代表MFのオスカールや同代表FWのフッキなどすでに6人の外国人選手が所属しているため、外国人枠が3名のアジア・チャンピオンズリーグでは、どの選手が起用 されるのか注目が集まる。
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