【広島】新エース候補が加入。MLS所属の工藤壮人が完全移籍

2016年12月31日 サッカーダイジェスト編集部

「広島の勝利のために全力を尽くします」

工藤は2年ぶりにJリーグに復帰する。(C)Getty Images

 12月31日、広島はアメリカ1部MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスからFW工藤壮人を完全移籍で獲得したと発表した。
 
 工藤は今季、7年間過ごした柏からMLSに移籍。5月にあごの骨折で戦線離脱したものの、17試合に出場して2ゴールを記録した。広島はエースの佐藤寿人の名古屋移籍が決まり、得点王に輝いたピーター・ウタカの去就も不透明で、ストライカーの補強が急務となっていた。
 
 バンクーバー・ホワイトキャップスのカール・ロビンソン・ヘッドコーチは移籍を受け、「マサトは私がこれまで一緒に戦った選手の中でも、最高のプロフェッショナルのひとりだ。バンクーバーでの在籍期間、チームに貢献してくれたことに感謝したい。彼の幸運を祈っている」とコメント。また工藤はクラブを通じて「ここ数年、毎年優勝争いをしているサンフレッチェの一員になれることをうれしく思っています。広島の勝利のために全力を尽くしますので、応援よろしくお願いします」と談話を発表した。
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