【選手権】京都内定ストライカーの岩崎悠人が市立船橋との初戦へ想いを激白!

2016年12月30日 川原 崇(高校サッカーダイジェスト)

「明日(市立船橋戦)勝てば勢いに乗っていける」

キャプテンとして京都橘を率いる岩崎。今大会注目のストライカーだ。写真:徳原隆元

 ほぼ満員の大観衆が詰めかけた駒沢陸上競技場で、第95回全国高校サッカー選手権の幕が上がった。
 
 開幕戦に先駆けて行なわれた開会式では、48の代表校が思い思いの行進パフォーマンスでアピール。青森山田の主将、住永翔の熱いメッセージが込められた選手宣誓で、1月9日まで続く戦国トーナメントの火蓋が切って落とされた。
 
 1回戦最大の注目カードは、やはりインターハイ王者の市立船橋とU-19日本代表FWの岩崎悠人を擁する京都橘の一戦だろう。大一番を翌日に控えた、京都橘のエースを直撃した。
 
「全チームが揃って前に歩いて行った瞬間は、鳥肌が立ちましたね。この舞台に立てて良かった、本大会に出れて良かったとあらためて実感しました。(コンディションは)いい感じっすね。チームとしては昨日の紅白戦があまり良くなかったんですけど、それで逆に危機感を持てたと思うんで、明日はいいゲームができると信じてます。明日(市立船橋戦)勝てば勢いに乗っていける。全国制覇を目指して頑張りたいと思います」

 今大会用に新調されたファーストユニホームは、ほぼバルセロナのイメージだ。「かっこいいですよね。ちょっとパクってる感がありますけど、なんでも形からってことで」と笑みを浮かべた岩崎。高校生活最後の集大成を懸け、大みそかの決戦に臨む。
 
取材・文:川原崇(高校サッカーダイジェスト)
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